はぁ…

最近あまりにも子供を狙った事件が多いのに

先週の土曜日にも;;



小6女児、塾で刺殺される…23歳講師を逮捕



さすがにこれには黙ってられないよ…。

オイラも今、バイトで塾の講師をやっている身なので。

塾に子供を預ける親の立場で考えたら学校に通わせてるのと同じようなもの。

そんなところで子供が講師に刺されるなんて考えるはずもないですよ。

塾の方も教室にモニターを設置して万一に備えてたって

「電源プラグは当日の朝に抜いた」とか「教室に鍵をかけた」なんて…。

そんな簡単に監視の目を逃れる方法があるなんて…意味無いじゃん。

親としては「塾でまさかこんなことが起きるなんて」という心境でしょうね。

ネットの記事にはこんなことも書いてありました。

地域の主婦は「この地域では、小学生の保護者が自転車で地域パトロールをしているが、塾の中で殺されたのでは止めようがない」とショックを受けていた


そう思う。





京進のHPでこんなのを見つけたけれど


京進で防犯教室 実施(2005.12.5更新)
 去る11月29日、京進JR奈良駅前教室において奈良警察署の署員を招いて防犯教室が行われました。防犯教室には奈良県内の京進社員が参加。奈良警察署から生活安全課の警部補に来ていただき、不審者が教室に侵入したときの対応などについて実演を交えて、説明をしていただきました。
京進では、通塾する生徒たちの安全を確保するため、また地域の安全に貢献するために昨年度より奈良県内の20校を初めとして、近畿地方を中心に140校以上ある全校を『子ども110番の家』に登録する活動しています。現在は、京都、大阪、滋賀、奈良など各府県で既に100校以上が登録を終えています。9月には社内で「不審者対応マニュアル」も整備し、子どもたちの安全確保に向けた取り組みを進めています。

すごく皮肉だよね。







塾で講師なんて、場所や環境が違えど「学校の先生」とやってることは一緒です。

当然塾に来る生徒の勉強を見るだけじゃなくて

学校での出来事や勉強に対する精神的なフォローとか

塾での子供たちの安全を守るのも講師の役目だと思います。

そういうことが出来る人や、少なくとも講師になってから精進して

スキルを身につけられる人じゃなければ講師なんて無理だと思う。

さすがに学校の先生程じゃなくても、生徒を預かって勉強を教える立場は変わらないしね。

だからこそ、そういう人を塾側としては雇いたいはず。

事件が起きた「京進」の雇用形態は不透明だったそうです。要するによく分からない。

容疑者は講師に採用される以前に大学内で強盗致傷で現行犯逮捕されてるんですよ。

停学処分までくらってる。

「停学になっているかどうかまではチェックできなかった」って塾側が言ってるけど

もう少し何とかならなかったのかって思ってしまいます。

荻野容疑者が紗也乃さんと「以前からいがみ合っていた」とか

「(荻野容疑者が講師の)国語の授業には出たくない」とか言われてたのに。

講師として採用された後の授業の様子とか、生徒との係わり合いを見ていれば

もっと早く気づいてあげられたのでは、って思ってしまいます。

たらればを言ってたらキリが無いですが、塾側のサポートももっと早く、迅速に

出来ていればこんな悲劇は起きなかったでしょうね…。

最近、塾の形態も「大人数で1クラス」から「講師一人につき生徒が1人〜3人」

の個別指導タイプが増えてきてるそうです。(オイラがやってるのも個別指導です)

だから塾としては沢山の講師のストックが必要。

よって大勢の講師の採用に伴って、採用基準が曖昧になってるらしい。

オイラも講師の採用の面接に行ったとき、履歴書を見ながら面接をやって

簡単な講師採用試験(筆記)をやりました。

その後、指導のやり方の概要を教わったらそのまま直ぐに担当の生徒の指導。

この形態がいいのか悪いのかは分からないけれど、

「この生徒を指導していかなきゃならない」っていう緊張がすごくありました。

自分の舵取り如何でその子の将来が決まっちゃうんじゃないかって。

今思えば大げさな考えかもしれなかったけど、それくらい緊張しましたよ。

だからこそしっかりやらねば、って思いましたしね。

大学4年の時にやった教育実習の時にも感じたけれど

やっぱ学校の先生ってすごいんだなぁってつくづく思いましたよ。

そういう思いがあったから、今回の事件は個人的に凄いショックでした。









あー、だめだ。色々書きたいけれど上手くまとまりません。

オイラ自身の思いとしては

「もう二度とこんなことが起きないようにして欲しい」って事と

「『モノを教える』立場の人間として意識を改める」って事。

最近の子供を狙った殺人事件が多発してることに憤ってしまいました…。




以上、個人的に思ったことをただただ書いてみました。